一般的にバリアフリー住宅とは、小さな子どもから高齢者まで、幅広い世代の方が安心・安全で、快適に暮らせるように工夫された住まいのことです。
段差をなくしたり、廊下に手すりをつけるなどして、生活するうえで怪我につながるものを取り除き、日常生活における動作の補助をしてくれる設備を整えることで、日々の暮らしが無理なく、スムーズに行えるようになります。
高齢者や障害者の方に特化した住まいづくりのように思われがちですが、妊婦の方がつまずかずに済んだり、骨折などの怪我をして、体を思うように動かせないときなど、バリアフリー設計のお家なら体への負担も軽減されるでしょう。
バリアフリーの例
【バスルーム】
・動作を補助する手すりを設置 ・出入り口の段差を解消 ・浴槽は、またぎやすい40cm以下の高さに
【トイレ】
・体を支える手すりを設置 ・立ち座りが楽な洋式トイレに
【廊下】
廊下幅は78cm以上(柱の部分は75cm以上)を確保しておくと車椅子でも移動できる ・手すりなどを付ける
【居室】
・敷居の段差を無くす ・寝室はトイレに近い場所に設置
【玄関】
玄関ドアは車椅子が出入りできる幅(75cm以上)を確保 ・上がりかまちの段差を低くする
【その他】
・開閉しやすい引き戸に ・照明の点灯、消灯がしやすいワイドスイッチに