「2戸1」という不動産用語を聞いたことがありますか?
「2戸1」とは、2住戸1棟、あるいは、2住戸1基の事を略したものです。
2住戸1棟の意味で使われるのは、2棟が壁1枚で連棟して建っている建物のことをいい、主に二世帯住宅で使われることが多い用語です。
二世帯住宅はそのつくりにより、1戸とみなされるか2戸とみなされるかで、融資可能額や税額が変わってきます。
2戸1棟の住宅とみなされると、
・区分登記が可能になり、融資面で二世帯分の公的融資が受けられる。
・税金面では、ひとつの世帯の面積が小さくなるので、課税が軽減される。
というメリットがあります。
2住戸1基の意味で使われるのは、「2戸1エレベーター」や「2戸1階段」というような場合で、マンションなどで、2つの住戸に対して1基のエレベーターや階段が設けられていることです。