不動産スタディブログ:5では、”内見”という言葉について説明しました。
この言葉に何となく似ている”内覧会”。
今回は、これはどういうものなのか、書いていきますね。
内覧会とは、新築一戸建住宅やマンションの契約者を対象とし、竣工から引渡しまでの間に行われる施主検査のことです。
「建物検査」「顧客検査」ともいわれ、「契約通りに建てられているか」「施工ミス・不具合がないか」という2点について確認することと、住宅に付属する設備機器や材料等について使用方法や取扱い上の注意点の説明を受けることが主な目的とされてます。
内覧会で不具合箇所が見つかると、補修工事を行い、再度チェックすることになります。内覧会で不具合を見過ごすと、補修工事をしてもらえないわけではありませんが、不具合箇所など内容によっては対応してもらえない場合もありますので、内覧会でしっかりチェックしておくことが、後々のトラブル防止になります。
また、新築やリフォームの完成物件を引渡し前に一定期間だけ一般ユーザー向けに行う内覧会というものがあります。これは、新規顧客獲得などを目的とした購入検討者向け見学用として開放する集客イベントを指すもので、前述の内容とは異なります。
内覧会って、戸建てやマンションの購入者(施主様)にとって、本当に大事なイベントなんですね。
でも・・・
購入(施主)側って、建築には素人なんですよね。
それなのに、「契約通りに建てられているか」「施工ミス・不具合がないか」なんて、調べられるのかな?
図面と違う、設備が違うぐらいは分かるかもしれませんが。
要は、信用できる業者さん探しが一番大事!と言う事なんですね。