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    「耐火構造」、「準耐火構造」、「防火構造」について【不動産スタディブログ:4】

    GW最終日!
    皆さんはどのようにお過ごしですか?
    昨日、ピザの宅配を頼んだのですが、こういう状況でも変わりなく働いてらっしゃる方がいらっしゃる。
    でも、営業自粛を求められ、何も出来ず、悶々とした日々を送られている方々からみれば、「なんと羨ましい!!!」と言う事になるでしょう。
    何も出来ない状況に追い込まられる事ほど、辛いことはないかもしれません・・・

    さて、今日は「耐火構造」、「準耐火構造」、「防火構造」について
    ちょこちょことブログを書いてみようと思います。

    性能の高い順に、「耐火構造」、「準耐火構造」、「防火構造」となります。

    まずは「耐火構造」

    「耐火構造」とは、壁や床などが一定の耐火性能(※1)を備えた構造のことを言います。階数や構造部分の種類で異なり、最長で3時間の火災に耐える高い性能が求められます。
    3時間!! 最大性能を持った建物は人の命を守りますね!

    主要構造となる壁・柱・床・梁(はり)・屋根・階段は、仕様が定められており、国土交通大臣の認定を受けたものでなければなりません。不燃材料を使用した、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造の両面を耐火被覆した構造、コンクリートブロック造などが主な構造方法となります。なお、近年の技術の進歩により、木造でも「耐火構造」への適合が可能になっているそうです!

    ※1:通常の火災が終了するまでの間、建築物の倒壊、および延焼を防止するために必要な性能

    次に「準耐火構造」

    「準耐火構造」は「耐火構造」を少し緩やかにしたものです。「通常の火災による延焼を抑制するために必要な構造」という位置付けです。
    階数が低く、延床面積が小さめの建物に該当する基準となり、構造部分により異なりますが、最長で1時間、火災で建物が崩壊し、火災が広がらないことが求められています。
    「耐火構造」と同じように、主要構造となる壁・柱・床・梁・屋根・階段は、仕様が定められ、国土交通大臣の認定を受けたものでなければなりません。
    間仕切り壁、外壁、柱、床、梁は45分間、軒裏を除く屋根や階段は30分間という、火災に耐える技術的基準が定められています。

    最後は「防火構造」

    これは、比較的小規模な住宅でも、防火地域・準防火地域で建てる場合に求められるものです。
    周囲で発生した火災の延焼に巻き込まれないため、外壁と軒裏に防火性のある材料を使用し、30分間の加熱でも支障のある変形や破壊を生じず、その裏面が出火に至る危険温度とならないことが要件となっています。
    木造住宅の「防火構造」としては、外壁の屋外側を鉄網モルタル塗りとし、屋内側を石膏ボード張りとする方法などがあります。

    阪神淡路大震災で火災の恐ろしさを目の当たりにした私にとって、今日の記事を書くことは大変勉強になりました。
    人が大勢集まる建物には、是非とも「耐火構造」で!! 少なくとも「準耐火構造」をきちんと!手抜き工事などせず!取り入れて建てて頂きたいものです。