不動産の売買取引は不安がつきまとうものです。少しでもお客様のお役に立ちますようとQ&A集をご用意しました。ここには載っていない件、もっと詳しくお知りになりたい方、ご遠慮なく当社までお問い合わせ下さい。
分譲住宅を販売する時には、地盤調査をすることが最低限のラインで、調査をしないこと自体で、検討外になります。海抜0m地帯や元は池というエリアでは、必ずといっていいほど、地盤改良もしくは基礎補強(杭など)が必要になります。
住宅の基礎工事も、調査結果に基づいた補強をしなければ、全く意味を成しません。地盤が良いにこしたことはありませんが、地盤が悪いエリアは利便性に優れていることも多く、地盤が悪いことだけで否定はしません。しかし、適切な調査を受け、きちんとした基礎工事をすることが大前提になります。
完了検査についても同様です。完了検査自体をしないということは、設計と実際の建築に相違点がある可能性が残るということで、どう作られているのか分からないものです。検査については、保証機構から保証を受ける場合は必須条件になり、検査を受けないということは、保証内容や期間においても不安が残ります。
地鎮祭や棟上式は、気分的な問題と儀式です。これから何かあっても、お払いしたのだから、家とは関係ないと断言できるくらい強く信じられるのならいいのですが、必ずしなければならない事ではないでしょう。
最近では地鎮祭は行うけど、棟上式(建前、上棟)は行わないと言う方も増えているようです。地鎮祭は、一番最初の取っ掛かりですから、これからの工事の無事を祈って行っておきたいという事でしょう。棟上式については、現実問題として、地鎮祭よりも費用が大幅にかかることや、やることが多くなり時間も掛かることから省かれるようです。
歴史深い国宝級の建造が何百年経っても壊れないのはなぜでしょう?それは定期的な性能評価と管理をしているからです。
住宅性能表示制度とは
を図り、国民生活の安定と健全な発展を目的としてつくられました。
住宅性能評価の必要性
住宅性能評価を受けることにより、住まいの劣化や不都合を評価され、住まいの性能を客観的に評価されることになります。既存住宅の売買契約を円滑に進める為、また、修繕、リフォーム等を適時・適切に行う為にも大変役に立ちます。
このような事から、新築・中古を問わず、性能評価が付いた物件の購入をお薦めします。